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踊るか、叩き割るか、燃やせ

炸裂の新境地、待望のCRZKNY 3RDアルバム 2017年4月1日いよいよ全国発売!
 

機はまさに熟しているのだということを彼が教えてくれたのだ。
自分が待ちに待っていた状況なのに。
-D.J. Fulltono- ライナーノーツより

皮膚をめくったその下、内心ではなく内身のサウンドトラック〜
それはエモーションも意味も排された場所から立ち上がる
フィジカルそのものである。-BAMULET- ライナーノーツより

広島の、雑踏の、人生の、暗がりの。
そして、脳裏に焼き付くあの、荒涼とした風景。
CRZKNYから吐き出されたビートはダンスフロアで展開する
ヘビーグルーヴなスカリフィケーションビーツ。
-イシイエリ- ライナーノーツより

CRZKNY 3rd Album MERIDIAN release party

at SHIBUYA Glad 2017/5/2

photography by JUN YOKOYAMA (@yokoching)

シャレやノリで芸名に「クレイジー」が入ってるわけじゃないんです。命をかけた男の狂気を、どうぞ聴いてください。
パソコンでこの3枚組アルバムを初めて聴いたときのこと。聴き終わったら次に入ってたダフトパンク「デジタルラブ」が流れたのですが、そのダフトパンクの名曲がなんともまあ牧歌的な、まるで大昔の小学校唱歌のように聴こえたのが印象的でした。
これは、「ここから先」の未来の音楽。消し忘れ映像のようにうっすら遠くに聴こえるピアノやらなんやらの旋律。すべての音像が一枚の狂った絵のように完璧に額縁に収まり、私たちの心を果てしなくかき乱す。

曽我部恵一

サニーデイ・サービス

巨大な洞窟を風が抜けていく時の超低音を聴いたことがあるか? 俺はない/暗号ではなく音楽としてのモールス信号が登場するほどまでに時代は進んだ/吉-GUYを自称するある男の執拗な実験と魔術によって/断ち切られた鍵盤の向こう側にも音階は存在しているということの証明/常に科学はファンタジーから生まれる/
宇宙人100人に聞きました/人間の可聴範囲をあえて無視することから生まれるもの/複数の暖機運転音によるポリリズムが不穏なアンサンブルを奏でる/コ死ン死ピ死ュ死ー死タ死ー死ミ死ュ死ー死ジ死ッ死ク/
クリック音を一日中聴いている人/
<このアルバムは、再生環境によってはほぼ無音に聴こえる可能性があります。>
耳/鼓膜&三半規管からの逸脱・越境/耳骨または横隔膜の振動でも音楽は再生可能/繧繧繝・ヌ縺ョウ帙蠕繧繝ヌ繧繝ウ蠕/道/道/道/ブツ/ブツ/ブツ/時/時/時/時/時/時/
死聴覚狂室/音音音楽/前前前静/ ヌ繧  繝     ・ /足ヌが縺ウれヌ縺ウれ縺れ縺ョウれヌヌヌヌヌ蠕繧縺ヌれ帙
飴を噛み砕いた時空気の振動を伝わずに自分にだけ聴こえている音をクラップに/奥歯を擦り合わせた時の自分にだけ聴こえている頭蓋骨の鳴りで主なリズムを構成/カチカチカチコツコツコツジャッジャッジャッ/撫――――――――――――ッッッッ/電気ショッカーで100万ボルト感電死した本マグロが最期に聴いたサウンドを忠実に再現した死体氷漬けベース/聴感上の文字化け/海難を防ぐためのメモ/試験電デ波永遠に発信中<お使いの再生環境ではこのアルバムから何も聞こえません>



 

掟ポルシェ

この、今の感覚を忘れない為にコレをテキストに残します。まさに今、聴きながら。disk1を再生した瞬間体が猫みたいに痙攣してしまって、マジ焦って一瞬でインターフェースのマスターボリュームのつまみを2時間半くらい戻した。今も心臓がバクバクしててずっと、、汗ドキドキしています笑…さっきまで1階下で友達と先輩が話す声が聞こえてたのに、もう何も聞こえなくなった。disk2が始まっていた。ココは何処なんだ????最後のキメ言葉をしばらく考えてはみたんだけど、三枚聞き終わる頃に気付いたら部屋を飛び跳ねていて、そんな自分にも引いたけど同時にとても感動した。こんな凄い作品にコメントを寄せる事が出来て本当に光栄です。
SHOUTOUT CRZKNY

仙人掌

MONJU/DOWN NORTH CAMP

CRZKNY's album is a crazy mixture of footwork rhtyhms with ambient and industrial textures. Pschychodelic techno vibes - something for fans of early Shackleton works.

Hatti Vatti

HV/NOON Poland

CRZKNY is an extreme and wild musician.

All of his three Meridan CD's shows a different perspectives of his music's intensity. From raw click minimalism in disk 1, through low-fi noise techno (with amazing "burialesque" 'fur elise' track) in disk 2 and to the final disk filled with complex techno footwork grooves, CRZKNY surprises with his diversity.

He is definately one of the most important Japanese footwork/juke artists.

Paide

Ghetto Institute / outlines labels

初めて聴いた時は終始笑いっぱなしでしたね。うわーヤバイ!!なにこれ!!!と言った、わけのわからなさへのワクワク感。まさしく未知との遭遇と言いますか…そのわけのわからなさを探ろうと何度も聴いてみたが、やっぱりわからない。
自分のリスニング環境ではしっかりと聴くことのできない、確かにそこで鳴ってるはずの低音が、そのわけのわからなさを助長させている部分もあるのではないかと思う。言葉にすると陳腐だが、まるで地底で蠢いてる大蛇がそこにはいるみたいで、底知れぬ恐怖感が煽れる。
低音だけにフォーカスせずとも、ずぶずぶに展開していく様と音の隅々からも全体からも発せられるひりひり感は、得体の知れない何かとの遭遇を知覚させてくれる。
恐怖感などはなるべく回避しておきたいものだとは思うものではあるが、怖いもの見たさという名の好奇心がどうしたって顔を出してきてしまうもので、それを確かめるには…となると、やはり、ちゃんとしたシステムがある現場で確かめるしかないようだ…確かめたい…体感したい…
アルバムを聴いて現場への渇望に似た好奇心を煽られるとは…
ディスク1を聴いて感じたことを主に述べているが、ディスク2はインダストリアルによりノイジーに、ディスク3はよりリズムが強調されたダンサブルな内容となっており、それぞれが別個の魅力を放ちながらも、それら全てでようやくCRZKNYの足元を拝めると言った趣きで、本人そのものがそもそも底の見えない存在であると思わずにはいられない…

tidal

Tokyo Basement Boyz / cosmopolyphonic

作った本人にしか「本質を理解出来ない音楽」を久し振りに聴いた。
本当の意味での「新しい音楽(ジャンルと言い換える事も可能)」を久し振りに聴いた。

適当に「〜っぽい」物を引き合いに出す事は、非常に簡単な作業なんだけど、
この作品を既存の音楽と比較対象に出来る程、自分は器用ではありません。

比べるモノが無いので(CRZKNYの頭の中にはあるのかもしれない)
良し悪しをつける事が出来ないレベルの作品である事は確かで、
ただシンプルに、この音楽が自分の中で特別な鳴り方をしている事だけは理解出来た。

xxだ〇〇だ△△ミュージックだ何てどうでも良いし関係ない。

DISK1 の10曲目の「7」なんか特に最高じゃないか。

そんな小さな音量で聴いても聴こえないでしょ。
迷惑な隣人(この場合はどっちだ?)を蹴飛ばして、
大きな音量で聴く事が出来ないなら、
この作品を買うのは止めた方が良いです。

CE$

she luv it/Royalty Club

片腕がマシン、荒野の屍肉を貪り食う、晩酌はエンジンオイルで作るオリジナルカクテル、そんな人だけが作れる音楽だと思いました。
世界が正常なら狂い咲きサンダーロード、鉄男に次ぐ教典になるはずです。

TECHNOMAN

新ジャンル:狂気
 

Kent Alexander

MIDNIGHT CULT/ Paisley Parks/ NDG

もう5、6周聴いてるが、本当のこと言うといまだによくわからない。
CRZKNYが目指してる音楽とか、いま彼が立ってる場所がいったいどこなのか、
自分のところからはよく見えない。

1枚目。優れた文学の序文には核心が内包されている。ここに全てがあると自分の直感が言っている。
なのに、1枚目はあまたの??????を残して、またたく間に過ぎ去っていく。
とまどいを抱きながら、2枚目、3枚目をプレイする。やっと骨と肉のある「音楽」が始まり、安心する。

そして全てを聴いたあと、最初の?を回収するべく、1枚目に戻る。元の木阿弥。難儀だ。まるでケニーの音楽の遺伝子をひも解いているかのようだ。ここに全てがある、でも何もない。フットワーク、テクノ、インダストリアル、ドローン。腑に落ちる言葉が見つからない。

強烈な低音で脳を煮込まれるような感覚。一体何なんだよこれ・・・という巨大な違和感と苛立ち、息苦しさすら感じる圧倒的な音の存在感。でも、それが気持ち良いのだ。いや、気持ち良いのか? 本当によくわからない。だから、答えを探しに僕はプレイボタンを何度も押す。得体の知れない低音のグルーヴにダイブし続ける。

この作品をブロークン・フィンガーズはどう感じるだろうか・・・?
そんな問いが、8周目を聴いている僕の頭によぎり、消えていった

D.J.APRIL

Booty Tune

CRZNKYとは仙台の現場で会って
その翌日に一緒に石巻市へ。
車窓から唖然とする景色を眺め、
言葉少なに、手を合わせ祈った。

言語を超越する音楽の感想を
文章にすること自体がナンセンスかもだけど
あえて書くなら本作は
「言葉にならない」。
それは祈りに近い。

もっと噛み砕くなら
自分の体験と経験を拾い出して
作者 CRZKNYの頭の中を
精一杯、想像するしかない。
難解な現代アートを目の前にして
「ぽい」顔をするアレですよ、あれ。

本当に素晴らしい作品。
言葉が必要ない、そんな今作を聴いて
ラップしてぇって思ったよ、ケニーくん!


 

0081

YOCO ORGAN

DJである俺にサンプルを送ってくると言うことは、プレイして欲しいというメッセージが込められているのだろう。
しかし聴き込んでいくと、真のメッセージが浮かび上がってくる。
「プレイ出来るもんならしてみろよ。全力で来ないと死ぬぜ? 俺がCRZKNYだ!」
このCDはCRZKNYからDJに対する挑戦状だ!

D.J.Kuroki Kouichi

Booty Tune

研ぎ澄まされたサウンドが鼓膜をゆらされました。
無駄を落としきったからこそ直接骨にまで伝わる一音一音。
錆び付いた鉄が作り出す異常なまでの美しさ。
ジャンルを超えたサウンドアートなんていう言葉を使ってはもったいない内容。
アーティストの本気が伝わる傑作です。

BROKEN HAZE

BetaPack

このアルバムを聴いた第一印象はこんな感じでした。「ケニーさんって実は凄い怖い人なんじゃないか?」って前々から思ってたのが「この人やっぱ怖い人だ!」って確信に変わるような印象。なんか、ローキックで同じ所を執拗に蹴り続けられてる感じ。しかも真顔で。。。
こっちが痛んでるのが分かっても決してやめない。というよりは、こちらの痛みなんかに関心はなくて、自分が蹴りたいからどんどん蹴り込んでくる。そんな感じの人です、絶対。怖いわぁ~~~!

ローキックだけでダウン寸前の所で Disk1 を聴き終えて、いざ Disk2 へ。こりゃまた、ひと蹴りひと蹴りが重いのなんの!あっちこっち手当たり次第の喧嘩スタイルで、たまに来るローキックがこれまたきつい。。。そんで、基本的に真顔なのに M9 「 wet pussy on my mine 」では鬼の形相になられたもんだから、怯むよね~こっちは!ほんま怖いわぁ~~~!

Disk3 に入ると、また下半身中心の攻めに戻ってきた。体中が痛いのに、なんだかもう安心感みたいな感情が出てきちゃって、自分のことまで怖くなってくる。でももっと欲しくなる。調教にも似た不思議な感じになってきた。こちらがダウン寸前だと思ったら緩急まで織り交ぜだして、楽にしてくれないあたりが超いやらしい。そのテンポにも慣れ始めたきた、 M9 、 M10 あたりで「大丈夫?」と言ってちょっと優しい言葉をかけてきたかと思うと、アシッドをキメてまた怒涛の攻め。。。ボコ殴りしてくる。

鬼です、この人。 MVJI で。

MVJI MOGG

MVJIMOB

CRZKNY新作は3枚組アルバム!

しかも1枚ごとに異なるコンセプトで作られているというとんでもない代物だ。

ケニーさんは感情やアイデアをダイレクトに表現出来る希有なアーティストだと思う。

この3枚にもそんな直感的なダンスミュージックがぎっしり詰まっている。

並々ならぬ気合いを感じるアルバム、毎日気合を入れながら聴いてます。

Yoshihiro Hayashi

Tokyo Electro Beat Park

Please reload

これは....死ねる。

JUKE/FTW変調レートの限界を突き破って進化した、核芯的な訴求力は、既に音楽というより音核。

毛細血管に聴覚が芽生え、聴きながら手に蛍光管持って先端を金属に接触させると点灯すると思う。

(DISC 1を聴かせて頂きました)。

∈Y∋

BOREDOMS

研ぎ澄まされた刀のように、

CRZKNYのビートは容赦なく空間を切り裂いていく。
その切れ目から溢れ出すノイズは、

音に対する彼の限りない愛情とロマンチシズムに満ちている。

Masaaki Yoshida aka Anchorsong

CRZKNY NEW “in the dark…” 聴かせて頂いた、、、、というより見させて頂いた。

ウチのスタジオにはVUメーターとスペアナとオシロスコープが設置されており常時監視できるようになってて、彼のことだから
またドえらい低音含有率だろうと、まずは音を出さずにそれらの機器にどう表示されるかを見るという接し方を先にやってみた
ところ、想像以上の事態に目を疑った。

VUはずっと定位置を振ったまま、スペアナは70Hz以下のみずっと上がりっ放しで他の帯域はほぼゼロ。
オシロスコープは直線かまん丸の繰り返し。。。。。。。

面白いので全く音を聴かないで通してPLAYさせ、シグナルメーターのみをアルバムまるまる鑑賞するという大変有意義な39分44秒
を堪能させて頂いた。

試しにPC等の小さいスピーカーで鳴らしてみる。うわぁ、、、、、、、、、、音が全然聴こえない。
そう、ほとんどが完全に可視聴帯域にいないのである。

ははは、これはいい。

このアルバムを持参して値段の高いスタジオへ行って爆音で鳴らしてみて欲しい。
由緒正しいいいいスタジオのシステムはほぼ破壊する筈です。
さて、どのスタジオへ持ってこうか。今から楽しみである( ̄ー+ ̄)

The Anticipation Illicit Tsuboi

この鳴りが鳴いてるのは
言わずもがなで
聴いてるやつぁ
ピカイチに決まってら
俺のスピーカーじゃでねー音だ。
ヘルツってやつかな?
クラブでかけるしかねーな

蕎麦でもすすってけーるか

KILLER-BONG

BLACK SMOKER RECORDS

最早狂ってるなんて散々言われているだろうけど、

だからと言って人様のスピーカー壊す様な音を出すのは勘弁してください。

OMSB

SIMI LAB

ai7n

漫画家 / 案山子家

音は嘘をつかない。本性も隠せない。

CRZKNY(クレイジーケニー)の音は、いたずら感に満ち溢れている。

絶対に予定調和を崩壊してやろうと言う本人の在り方そのものだ。

話し方やトーンは至って落ち着いているのに、何かソワソワと落ち着きのない男、CRZKNY。
彼の発する音もまた、超ストイックなのに、私達の感情を振り回す。落ち着いてなんかいられない、ハラハラしながらもまた中毒のように聴き入ってしまうのだ

Lena

galcid

クレイジーの称号をそのアーティスト名に背負った男、その曲もパフォーマンスも以前からハンパじゃないと思っていたが、
ここにきて確実にある種の極み、または彼岸に到達したという他は無い。

「低音の求道者」「ウーハー殺し」色んな形容詞は浮かぶが、それらをも陳腐にさせるような「媚びぬ・退かぬ・省みぬ」聖帝サウザースタイル。

…とにかくだ。

「ヤバい」って事にあーだこーだの能書きは要らない。
次の次元へ覚醒するための信号を脳に身体に注入してくれる危険極まりない男が作り上げたアルバム、しかとチェックして欲しい。

高野政所/DJ JET BARON

前科おじさん

DISK1のI曲目を聴こうとSERATO DJにぶち込んで波形が出た瞬間に全てを察知しました。
とんでもない作品が出るんだと。しのごの言わずに聴くべき!

GUNHEAD

Habanero Posse/Ozrosaurus/Leopaldon

この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。-ダンテ-『神曲』より
もうこの3枚に地獄編、煉獄編、天国編と名付けたくなる、
往年のプログレッシブ ロックをも思わせるような壮大で重厚かつ爆発力のある作品。
さもすると難解で退屈なだけにもなりかねないドープでミニマルなエクスペリメンタル ミュージックのなか、きっちり芸術が爆発。
CRZKNYの中から滲み出るロックが随所から感じられる。
CRZKNYはこの先何を作ってもそれは全てCRZKNYなのだろうという事がしっかりと伝わってきた。
★★★★★

Nisi-p

PART2STYLE

はっきし言ってとにかく危ないとしかいえないです。
1枚目から完全に意識飛ばされます。とにかくまず聴いてくだい。狂気です。

食品まつり a.k.a foodman

160BPMの実験室・Theater 1での活動で手に入れたアイデアや発見した法則をソロでの創作にフィードバックすることで、CRZKNYは驚くべき進化を遂げた。
自分の芸術は絶対に曲げないという確固たる決意と、新しいグルーヴを生み出すことへの飽くなき探求心に貫かれた音は、アバンギャルドに両足を突っ込みながら、決してダンスミュージックであることをやめない。

徳永 刻

Booty Tune

DISC1:バツ・バツッというクリック音はドラム代わりにJUKEのリズムを刻み、ベースは帯域が低すぎて可聴範囲を超え再生環境に寄っては無音にしか聞こえないだろう。モールス信号を楽曲化したかのようなこれらの快感原則に則ったノートの配列群は、音楽を刺激として捉える俺みたいな者にとってこれ以上ない拠り所となる。こんな音楽聴いたことがない。


DISC2:ゴルジュークに属するタイプの曲を一枚に。しかしてその音は圧倒的に荒々しく、未知の怪物を禍々しい虚空から呼び覚ます。ESPLENDOR GEOMETRICO等のインダストリアルミュージックやPAN SONIC等の音響派と言われるグループのそれに程近く、踊れるという一点によって激しいアップデートをもたらすことに成功している。


DISC3:このアルバムをもって、CRZKNYは来るところまで来てしまった感がある。この世の果てで鳴る聴こえないベースを操り、音階の凡庸を極力排し、シンセサイザーを鍵盤の不自由から解放した。音楽の未来は荒野であり砂漠である。2017年のベストにしてCRZKNYの最狂最高傑作しかも3枚組。ダンスミュージックの進化をダメ押しした結果の死の香り漂う怖いアルバム。

 

掟ポルシェ

これは今の若いクラバーがおそらく持つことのない感覚、
夜遊び(クラビング)ってやっぱ気合いがいるんだぞということを教えてくれる作品。

さながら佐伯誠之助とシモーヌ深雪の本番をゴルチェ着込んだモードな人々が鑑賞しているような。スカムなんだけどお洒落、お洒落なんだけどスカムなイメージが僕の頭の中には浮かびました。

退廃感があるんだけど、それが内包している生々しい人間性を感じる。つまり、かっこいいアンダーグランドの良すぎる見本、そこには僕が10代のころに憧れた夜遊びがあります。

Jun Fukunaga

Music Writer / Editer

CRZKNYの新作が3枚組と聞き、短絡的にもTHE CLASHのSANDINISTA!を思い出した。当時はあの名作も野心的すぎると評されたらしいが、この作品には野心以上の何か、驚怖の念すら抱ける。
聞いてはいけない何かを聴かされてるという…、それこそが彼の音楽で、出逢った当初から一貫して変わらぬその肌(音)触りは、そう、今回完全に極致まで達したとすら思えてくる。ケニー、本当にドえらいもん創り上げやがったな!と声をかければ、達した先で佇み不敵に笑うだろう彼の顔が思い浮かぶ。我那覇純都によるジャケからして最高だ。
SANDINISTA!同様、人々の価値観なんぞ余裕でぶっ壊せるアルバム、ここは誰しもが達せる境地では決してない。

WSZ80

LEF!!! CREW!!!

 脳を触診してくる低音波と打音が危なすぎる〜。
アヘ顔でイキまくりながら聴いてほしい。
ひや〜いBPMにとっぷり浸かりつつステップさせられつつ精神的ヘヴィネスとエクストリームなステージ上昇系3枚組階層構造で忘我〜!
超ハードコア。

anndoe

PEXPOX/jailbird Y

いいねやシェアが蔓延する絆時代に最高に人を突き放した作品が投下された。
こんな爽快な気分は久しぶりだ。
アーティストは世間に同調した作品じゃなくて、もっとリスナーに提示して欲しいんだ。新しいものを、刺激的なものを。
CRZKNYは心底アーティスト。いつも僕らをハッとさせてくれる。ある種の勇気を与えてくれる。
そんな彼の最新作にいいねを付けてシェアしたい。

ペルタニ

YOCO ORGAN

crzkny is so crazy. i felt quite pure feeling along with insanity. he is doing what he wants to do. therefore so cool.

toiret status

彼は音楽を作っても造ってもまだまだ創り足りないのだろう。

3枚組という圧倒的なフルボリューム、そして各ディスクの内容の違いに誰もが驚くだろう。

幾度となくアップデートを繰り返してきた暗黒を帯びた鋼のグルーヴはそのまま、

これまでのストイックなスタイルをさらに極限まで削ぎ落とし、

エクスペリメンタルかつ斬新なまでのアプローチを随所に盛り込んだ最新作にして原点回帰作

stabilo

speaker gain teardrop

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